「荒川光のブログ」の下書き

メモ・所感・備忘録・日記・ブログの下書き

初めてブログの「読者」になってくださった方 ありがとうございます

 

昨日このブログに初めて「読者登録」してくださる方が現れました。

第一号の読者様です。

どうもありがとうございます。

 

ブログを始めたばかりの頃というのは読まれることが少ないです。

そのため「はたしてこの記事を世に放つ意味があるのか?」「このブログに存在意義があるのか?」と自問自答することがあります。

 

誰かに望まれて書いているわけではなく、元々需要などないネット空間に勝手に記事を投げ込んでいるようなものだからです。

 

路上でギターを鳴らしながら歌っているストリートミュージシャンも、もしかしたらこんな気分になることがあるのではないでしょうか。

早足で人々が行きかう雑踏の中で「誰かに届け」と願いながら、そして時には弱気になる自分も感じながら歌っているのではないかと想像します。

 

でも少し立ち止まって音楽に耳を傾けてくれる人がいたらどうでしょう?

小さな拍手でももらえたらどんな気分でしょう?

 

私にとってスターをもらったり読者登録していただけるというのは、まさにそれと同じような喜びです。

 

「書いていいよ」と許可された気分になります。

「ここに一人、あなたの読者がいますよ」「安心してください」と声を掛けられた気分です。

 

「でも逆にお前は全然他人の読者にならないし、スターも付けないよな」

と言われるかもしれません。

 

実はそうなんです。

すみません。

 

自分は読んでもらいたくて書いているくせに、他の人のブログは滅多に読まないんですよね。

調べたいことがあった時には検索して、そこに該当する記事があれば読むということはもちろんあるのです。

でも読み物として記事を読むということがあまりありませんでした。

 

はてなブログというサービスを利用していますが、ただ投稿するツールとして使っているだけなのでした。

そこから他のブログの存在を知ったり交流したりということは全然考えなかったのです。

 

ところが最近は少し違ってきました。

スターを付けてもらったりするとどんな人が付けてくれたのかなと思ってその人のブログを見に行くことがあるじゃないですか。

そうするといろいろな発見があります。

 

「へぇー、こんなマニアックなジャンルのことを掘り下げて書いている人がいるんだ」

「気楽につぶやくくらいの感覚で投稿する人もいるんだな」

「ユニークなデザインテーマを使っているな。これどうやっているんだろう?」

 

などなど今まで知らなかった世界に触れることが増えました。

 

私はネット上で交流する上でのルールというか「しきたり」のようなものに疎く、そんな輪の中に入っていくことを恐れる気持ちがあるのです。

 

ですので X(旧Twitter)やインスタグラムなどの SNS もやったことがありませんし、マッチングアプリのようなものも使ったことがありません。

 

「はてなにもはてな上の暗黙のルールのようなものがあるのではないか?」

「自分はそれを知らないせいで不作法を犯してはいないか?」

「恐ろしい」

「一方通行の発信だけにして、あまりかかわらないようにしておこう」

 

こんな気持ちでいたのです。

 

コメントをいただくのもとても嬉しいのですが、実はコメントをもらうのもするのもかなりの恐怖なんです。

これとは別に運営しているブログで、いただいたコメントにお礼を言わなかった(言えなかった)こともあるくらいです。

本当に失礼ですよね。

 

ただ実際に飛び込んで慣れていかないと「暗黙のルール」というのは知ることができません。

ルールブックなんてありませんからね。

リアルな交友関係は子供時代から経験によって学んでいきますが、ネット上の関係においてもやはり事情は同じなのでしょう。

 

誰か書いてくださいよ。

「はてなの歩き方」っていう記事を。